【感想】ミュージカルNINE(演出・藤田俊太郎&主演・城田優)を観てきました
2020年11月13日(金)ルクサ貸切講演で、ミュージカル「ナイン」を観に行ってきました~。
TBS赤坂ACTシアターです。
席が1階O列19番というど真ん中(よりちょっと横)だったので、とても楽しめました。
ミュージカル「ナイン」とは
イタリア映画界の名匠と名高いフェデリコ・フェリーニの自伝的作品「8 1/2(はっかにぶんのいち)」1963年公開の映画を原作に、ミュージカル化された作品。アーサー・コピット(脚本)、モーリー・イェストン(作詞/作曲)といったブロードウェイの巨匠たちにより生み出されました。
日本でも3回上演されており、2020年の今年は4回目です。
- 2004年(日本初演)主演 中井貴一さん
- 2005年版 主演 別所哲也さん
- 2009年版 主演 松岡充さん
- 2020年版 主演 城田優さん
あらすじ
創作スランプに陥った映画監督のグイド・コンティーニ(城田優)は、新作の撮影が迫っているにも関わらず、構想が浮かばず苦悩していた。
そんな中、結婚生活に不満を募らせた妻のルイザ(咲妃みゆ)に離婚を切り出されてしまう。グイドは妻との関係修復とスランプ打開の為、ルイザを連れてベネチアへ逃亡。しかし、グイドの新作と離婚危機スキャンダルを嗅ぎつけたマスコミが押しかけてきて休まる暇もない。
その上、グイドの愛人カルラや映画関係者まえもが追って来て妻との溝も深まるばかり。映画の脚本のインスピレーションも湧かず、追い詰められたグイドは女たちに救いや安らぎを求める。
ミュージカルって基本あんまり内容ないもんなんだなーっていうのをウエストサイドストーリーを初めて見たときに思ったので、ストーリー自体には何も思わなかったです。何の解決もしないままなのねって感じの終わり方だったけどw
他の人たちってどう思ってるんだろう。
感想
ストーリーはともかく、個人的には歌や演技や演出はステキで面白かったです。
素人なのですが、うまいーっと思いながら聞いていました。
日本語と英語とイタリア語?の歌があったのが不思議でしたが。日本語にすることであんまり好きじゃないと思う歌もあるから何でも日本語役で歌えばいいってもんでもないんだと思いますが、なんで混ざってるんだろーとは思いました。
以前「ファントム」を観に行ったのですが、主役の城田優さんって泣きの演技が上手ですよね。もちろん歌もなのですが。ファントムと違って冷静に考えるとクズだなと思うような今回の主役ですが(笑)、重くも軽くもなりすぎない演技や演出が良かったです。
他の方もみなステキでしたが、個人的に心に残ったのは、3名。
クラウディア役のすみれさん。歌もですがあのむなしくなる気持ちを縁起でも表しているように見えました。
サラギーナ役の屋比久知奈さん。FNS歌謡祭で見たディズニー映画「モアナと伝説の海」の曲をうたっている印象しかなかったので今回の全然違う雰囲気をうたっているのを見てびっくりしました。やはり役に合わせた歌い方ができるもんなんだなぁっと聴き入ってしまいました。
あと子役のリトルグイド役の福長里恩もすごく上手でした。あまり子供が歌ってるのを聞くことがないのですが、すごいですよね。今後も続けていくのだろうと思うのでいろんな役を楽しんでやってほしいなぁっと思いました。
公演スケジュール
- 2020年11月12日(木)~29日(日) :TBS赤坂ACTシアター
- 2020年12月5日(土)~13日(日): 梅田芸術劇場メインホール
- 2020年11月22日(日)17:00公演:オンライン配信
- 2020年11月23日(月祝)13:00公演:オンライン配信
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